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| 【タイトル】 | |
| (1) | 皮膚の構造と手荒れ |
| (2) | 滑らかで美しい皮膚の必須条件 |
| (3) | 乾燥皮膚(ドライスキン)、なぜ起こる? |
| (4) | 手の雑菌と手荒れ ~手荒い・アルコール消毒はどこまで有効?!~ |
| (5) | 手荒れを予防するはずのゴム手袋が・・・ |
| (6) | アルコールの飲み過ぎと皮膚の変化 |
| (7) | 自然環境で皮膚に最も害を及ぼすもの |
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「皮膚の構造は複雑です。・・・しかし、環境から身を守ると言う目的から見ると、信じられない事に、それは皮膚の一番表面にある、20ミクロンの薄さしかない角質層と呼ばれる膜の働きに集約することができます。」
(20ミクロンとは台所用保存ラップほどの薄さです。)

「かゆいからと引っ掻いて表面に白いすじをつけると、つまり角質層を傷つけると、そこからは、アトピー性皮膚炎を悪くするタンパク質の分子でも、時には微生物でも侵入することができるようになります。」
「角質層細胞は顔では10層以下のところもある一方、足のかかとでは100層以上もあります。角質層細胞の一番薄いところは、敏感な外陰部の皮膚です。5~6層しかありません。・・・まぶたでは6~7層しかありません。」
「皮膚の組織は一日一層ずつ自然にはげおちますが、これを機械的に無理やりはがしたらどうなるでしょう?」
「皮膚にセロハンテープを貼り付け、はがしてみると、一面びっしりと、垢、つまり角質層が薄く貼り付いて、取れてくるのがわかります。これを何回も繰り返していると、最後には、もう角質層が貼り付いてこなくなり、キラキラ、ツルツルと輝いた面が現れてきます。全ての角質層がはがれてしまい、表皮の生きた組織の一番上の層が現れてきたのです。」
「完全に角質層をはがした皮膚で、水分の蒸発量を調べてみると、・・・角質層をはがす前の皮膚より10倍から20倍の水分が蒸発します。これは水面から水分が蒸発する量と同じ状態です。」
角質層が傷ついて皮膚の水分保持能力が無くなり、その結果、皮膚が水分不足に陥った状態が“手荒れ”なのです!
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「皮膚の一番表面にある角質層、この組織は生命の無い(死んだ)組織であるにも関わらず、正常な角質層は湿った空気からでも直ぐに水分を吸収。その吸収能力は”たいしたもの”です。」
思い出してください。お風呂上りの肌状態を。
全身がしっとり滑らか。顔の小さな小じわも目立たなくなってませんか?!
そう。これは皮膚がお湯(水)に接した事により、表面の角質層が水分を(一瞬にして)吸収。膨れ上がった角質層により、小じわが目立たなくなってしまう。
(ただし、お風呂で保持した通常以上の水分は、15~30分後にはお風呂前の水分量に戻ってしまいます。)
しかし、日常の作業でその角質層を傷つけていれば、水分保持能力がドンドン低下し、手荒れが進行します。
進行した手荒れには、防水ハンドクリーム(ミラクルグローブ)で作業中の角質層保護に努めながら、加えてお風呂上りや就寝前に保湿クリームで失った水分を補給すれば手荒れの回復も早くなります。
保湿クリームに入っている保湿成分、ヒアロルン酸、ピルビン酸、スクワラン、etc。これらは肌を潤す水分そのものではありません。皮膚に水分を保持、捕まえておいてくれる成分なのです。
つまり、皮膚が長時間水分を保ち、滑らかさを保つ上で有効な成分なのです。
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皮膚の一番上の表面組織、角質層。
この角質層が健康で正常であれば、わざわざクリームなどを塗らなくても、湿った空気からでもすぐに水分を吸収、冬の乾燥した大気の中でも水分を保ち、柔らかさを失わない。
私たちは、こんなに素晴らしい機能をもった角質層を持っているのに、どうして多くの方がドライスキンになるのだろうか?
調べた結果、ドライスキンの原因は幾つも考えられますが、実際には以下の要因が複数重なった場合もあるかと思われます。
(1)加齢による乾燥皮膚(ドライスキン)
加齢により角質層細胞内にあるアミノ酸の量が減少し、水分保持能力の低下が起こる。
また男性ホルモンの低下により、皮脂の分泌量が減り、皮膚の水分保持機能が低下する。
※思春期までの子供も男性ホルモンの分泌量が少ないため、皮膚は乾燥しやすく、特に冬場はかゆがる子供もいる。
(2)皮膚炎を起こした乾燥皮膚(ドライスキン)
掻いたり、摩擦により、角質層や皮膚組織を傷つけ皮膚炎を起こす。皮膚炎があると、新しく皮膚を作ろうと皮膚の代謝は激しくなり、角質層はアミノ酸を十分に含む間も無いまま急造されてしまう事になる。
その結果、水分を保持するアミノ酸が少ない訳で、十分に水分保持が出来ないのだ。
※乾布摩擦しても皮膚が強くなる事はない。皮膚炎の原因となるだけ。
(3)洗剤や石鹸等の多用による乾燥皮膚(ドライスキン)
これは多くの方が体験しているドライスキンの原因。
洗剤や石鹸等により表面の皮脂、そして角質層細胞間の脂質が溶け出し、結果、角質層内にあるアミノ酸が溶けて体外に流出。その結果によるドライスキン。
(4)部屋の密閉性向上による乾燥皮膚(ドライスキン)
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免疫力の落ちた方を預かっている病院や施設では、1年を通して雑菌対策、手のアルコール消毒が欠かせませんよね。同じく食品の現場でも、食中毒対策として頻繁な手洗いやアルコール消毒を多用されていることでしょう。
除菌・殺菌対策としてはまず手洗いです。湿った夏であれば1平方センチに数百万を越える細菌が存在していますが、手洗いでどの程度の細菌が減るかご存知ですか?
(答え)1分で半分、3分で8~9割は減らせます。
しかし、ある調査によると
こうして綺麗にした手に滅菌手袋をはめて2時間も仕事をしていると、菌の数は元の状態に戻ってしまったそうです。
と言う事は、数時間毎に手洗いを繰り返す必要がある?!
手荒い自体は除菌目的として正しい行為です。しかし、石鹸等で手洗いを繰り返される手肌はたまったもんじゃありません。アルコール等の有機溶媒をはじめ、石鹸・洗剤の界面活性剤は、皮膚のバリア層、角質層細胞間の脂質を変化させる作用を持つため、皮膚炎、つまり手荒れが起こりやすくなるのです。
角質層が傷つき皮膚炎が起こると、皮膚上のバリア機能が低下し、皮膚上の細菌が増えてしまうという矛盾した現象も起こりえます。そしてまた手洗いを繰り返す・・・。 手肌だけが一方的に痛めつけられる結果になるのです。
この悪循環から抜け出すために、手洗い前、消毒前に防水ハンドクリームを塗り、角質層の保護をしてもらいたいです。防水ハンドクリームは手洗いや消毒を行っても成分が全部取れず、角質層内部をガードします。
その上、このクリームには殺菌成分も入っていますから、皮膚上に雑菌が付着する事を防ぐ役目も果たします。
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手荒れ予防として重宝するゴム手袋。
ゴム手袋を着用すれば、皮膚への直接的な刺激が避けられるため、手荒れには大変有効です。
しかし、役立つはずのゴム手袋が、逆に手荒れを起こしてしまう事もあるのです。
(1)その手荒れを起こす原因、その一つは細菌によるもの。
もともと私達の皮膚にはいつも細菌が付着しています。その数は暑くてジメジメした夏には増え、乾燥して寒い冬には少なくなります。
季節に関わらず、もし、一晩でも絆創膏で皮膚を密封しておくと、菌数は1000倍にも1万倍にも増えるのです。つまり、雑菌はジメジメしたところが大好きだと言う事です。
同じ事がゴム手袋でも言えないでしょうか?
密閉されたゴム手袋の中は、汗によりジメジメしていませんか? こんな手袋は菌でいっぱい。突然、皮膚のあちらこちらが赤くなり、痒みが襲ってくることもあります。
まめに熱湯消毒などをして、衛生を保って下さい。
特に、手肌に傷などのトラブルのある方は、特にご注意下さいね。
(2)そして、もう一つはゴムに対するアレルギーによるもの。
弊社の防水ハンドクリーム(ミラクルグローブ)も、もともとゴム(ラテックス)手袋アレルギー対策として開発されたものです。
このゴム(ラテックス)アレルギー反応を起こす方の割合は、少なくないようです。もし、ゴム手袋を清潔に保っているにも関わらず、手荒れを起こすようであれば、一度アレルギーを疑い、病院での検査や対処法を検討してみて下さい。
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アルコールの飲み過ぎは皮膚に影響を与える様ですよ。
もっともアルコールが直接、と言うわけではなく、アルコールの飲み過ぎで肝臓を壊し、肝臓で分解・代謝がうまくいかなくなった結果です。
例えば、肝硬変の症状として、手の平が一面真っ赤になる手掌紅班(しゅしょうこうはん)が出たりします。これは女性ホルモン、エストロゲンの分解がうまくいかなくなって起こる変化と言われています。
また、ポリフェリンという物質の代謝がうまくいかないと、日光に当たった皮膚に数ミリの小さい水疱ができやすく、皮膚がごわごわと厚く、毛深くなってきます。
皮膚を若く保つには、色々な刺激を与えない事が大切です。
それは紫外線や洗剤などの直接的な体外刺激だけでなく、体内への間接的な刺激も控えたほうが良さそうです。
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冬場の乾燥より皮膚に害を及ぼすもの、そう、それは”紫外線”です。
紫外線は放射線の一種。細胞に治らない傷を残します。
殺菌灯にも使われるように、微生物をも殺す作用も持つエネルギーの強い光です。
皮膚の角質層は、紫外線を遮る働きを持っていますが、それだけでは十分ではなく、紫外線は角質層を通り抜け皮膚内部の生きた細胞にまで入ってきます。
手荒れを興している皮膚は、角質層での紫外線遮断効果が低くなっていますので、健康な皮膚以上に注意が必要です。刺激に敏感になっている肌が、すぐに炎症等を起こす可能性もあります。日焼け止めクリームを塗るのが難しければ、手袋の着用をお勧めします。
以上
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